「農経しんぽう」に弊社農業用ナノバブル水素水生成機が掲載されました
2018/02/19
2月19日発刊の農経しんぽう(新聞)に弊社の「スイレックスアグリ」が掲載されました
【記事全文】
㈱コスモスエンタープライズ(東京都杉並区高円寺2の14の2)は、農業用ナノバブル水素水生成機「スイレックスアグリ」の製造、販売を行っている。同社は家庭用ナノバブル水素水生成器の開発、販売を手掛けており、この水の持つ効能である、様々な病気の原因と言われる活性酸素の抑制効果から、この水が持つ抗酸化作用に着目し農業に転用した。
同製品は、水に沈めた8枚組の交流電極の電極間に交流衝撃波を発生させて水を電気分解。その強力な「交流電気分解方式」でナノバブル水素水を生成する。生成した水は、溶存水素やナノバブルを含み、1万分の1㍉という大きさの肉眼では捉えられない極少のナノバブルの数は22億個。その数は、分析会社が「過去に類を見ない多さ」と驚いたほどだ。
ナノバブル水素水は、表面張力が低く、溶解力や浸透圧を高め、養分の吸収効率を向上させ、作物の生長促進をサポートする。その高い浸透力のため、液肥の量が半分でも遜色ない作物が育ち、結果としてコスト削減に繋がる。さらにコスト面で言えば、同製品に関わる消耗品の購入がないため、ランニングコストは皆無に近い。溶存水素だけでなく、溶存酸素も同製品10分間の使用で1・4倍に高まる。
作物への作用としては、播種段階から水耕栽培の培地に水素水を浸透させて、水道水との生育を比較すると、根や葉が元気に力強く育ち、色も良くなり、2週間経過頃から生育差が一目でわかるほどになった。水道水使用培地との比較で、収穫時には1・3倍もの重量となった。環境条件や季節、品種により、多少の差はあるものの、播種、育苗段階からの使用での、効果の高さが実証されている。その他、このナノバブル水素水で育てたフリルレタスは抗酸化力が2・2倍にもなり、病気などに罹りにくくなったり、通常よりも生育が早くなるため、収穫までの日数を早められる可能性などもある。
現在は、水耕栽培や植物工場をメインターゲットとして、葉物を中心に活用されている。また、畜産部門においても養豚や養鶏用の飲料水にも使用されており、死亡率の減少や、フンの臭気や量の減少が見られている。
このナノバブル水素水を稲の育苗段階から使用することで、病気に強く健康な苗が育つことが予想され、今後、稲作での有用性も期待される。
問合せは同社(03・3312・8231)まで。
▽見出し
コスモスエンタープライズ
ナノバブル水素水を農業に
育苗での効果大
▽絵解き
播種から約2週間後のサラダ菜での比較。左が水素水使用。